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L-MODE車両部(電機好きの不定期カマネタ記録)

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2010年 05月 29日

EF65 539号機 塗装突入Ⅱ

今回は前回の青15号に引き続き、胆となるクリーム1号の塗装になります。

まずは前回の成果。


EF65 539号機 塗装突入Ⅱ_b0118076_5594171.jpg


元々の青15号部分が復元されたことになります。


EF65 539号機 塗装突入Ⅱ_b0118076_601220.jpg


幅の小さいマスキングテープから貼り付けているので、モールドへの追従性がよく吹きこぼれが少なくすみます。

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屋根部分は後に黒で塗装するので大まかに塗り分けます。



さて、次はクリーム1号に塗装する部分を残してマスキングです。

ここが一番重要な場所になります。


まずは0.4mm程のマスキングテープを使用し、塗り分けとなる部分からマスクしていきます。徐々に幅のお大きいテープでマスキングしていき。隙間の開かないように切込みを入れながら、更に直線に気をつけて貼り付けていきます。

EF65 539号機 塗装突入Ⅱ_b0118076_621635.jpg


特急色の塗装で問題となる側面の「R」部分ですが。当方では穴あけポンチで開けた外側のマスキングを使って再現しています。

EF65 539号機 塗装突入Ⅱ_b0118076_65564.jpg


丁度Φ2mmの穴がR部分に合っているようです。うちではハンズで購入した1000円程のものを使用しています。

EF65 539号機 塗装突入Ⅱ_b0118076_66183.jpg


これでマスキングテープに穴を開けて使用していきます。


この作業を繰り返し、このようにマスキングを済ませます。

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これでクリーム1号に塗装する場所以外はマスキングできました。

このマスキングで1両1時間は費やします。

さて、クリームを塗装していきます。


大前提でお話していますが、この作業はエアブラシ塗装でしか出来ません。更に言うと塗料の噴射とエアーの噴射量をそれぞれ調整できるニードルでの作業となります。

青15号の吹きつけにもいえることですが、通常の塗装のように「吹く」というより、塗料を「乗せる」感じで作業します。
エアーの圧力は極小。塗料は良く見ると出てる・・・くらいがベストです。

その圧での塗装範囲で、加工した場所だけに塗料を「乗せ」ていきます。

基本的には10回程度繰り返すと考えてください。

そして吹き上がりです。


EF65 539号機 塗装突入Ⅱ_b0118076_612979.jpg


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ほこりが混入していますが、2000番で少しこすればすぐに取れます。


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これでほぼ2色間に段差が発生せず特急色の復元ができました。

ここまでが部分塗装のイロハになります。いかがでしょうか?(^^;)

このあと屋根上の黒塗装になります。

by express65 | 2010-05-29 06:14 |  EF65 539号機


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